弘前大学浪江町復興支援活動の1つとして、8月18日(月)福島県浪江町の「フレッシュかもめ会」の会員に向けて健康づくり支援活動を行いました。昨年に引き続き、「フレイル予防体操2」と称して、上肢・下肢のセラバンドを用いた筋力維持練習方法をグレードアップした内容で実施しました。また、身体を動かしながら頭の体操を行う「コグニエクササイズ」も導入して行いました。当日は45名の会員の方々が参加し、下肢筋力および認知症予防につながる予防体操を楽しみながら実施していただきました。運動指導の合間には放射線の講話があり、質疑応答形式によるリスクコミュニケーション活動も行われました。次回12月は、手先を動かすことで認知症予防につなげる作品作りを実施する予定です。
予防体操指導前の挨拶
(左から髙見教授、工藤教授、細田教授、髙橋准教授、石川助教)
セラバンドを用いたフレイル予防体操
認知症予防体操場面 上肢・体幹の筋力強化指導場面
(写真左)右手で左膝をじゃんけんの「パー」触り、3の倍数の時だけ「グー」で触る、二重課題。
(写真右)セラバンドエクササイズは、昨年より張力の強いグリーンで実施。
(左から)コグニクササイズその場立ち、縄ばしごを用いた練習、放射線のはなし