弘前公園にて福島イノベーション・コースト構想推進事業における教育プログラムを実施しました

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11:住み続けられるまちづくりを

 弘前大学被ばく医療総合研究所では、令和6年度から福島イノベーション・コースト構想推進機構事業(以下「イノベ事業」という。)の一環として(桜復興・観光資源保全に向けた教育プログラム)、東京農業大学と連携し浪江町の桜復興にむけた取組みを進めてまいりました。
 この度、当研究所はイノベ事業推進にあたり、浪江町絆さくらの会とともに、弘前公園で行われた桜樹木の剪定作業を見学しました。
 これまで、浪江町請戸川周辺(リバーライン)、請戸小学校、津島小学校、津島中学校を始めとした浪江町の桜の名所において桜の調査、剪定作業、桜の木の植樹のほか、浪江町民や本学学生等を対象に剪定指導会等を実施してまいりました。
 令和7年3月21日(金)には、絆さくらの会メンバー6名が来弘し、弘前市公園緑地課主幹 橋場 真紀子氏から桜の剪定作業に関するアドバイスをもらいました。
 当日はあいにくの雨模様ではありましたが、日本一の桜と称される弘前公園の桜の管理技術について、絆さくらの会メンバーからは専門的かつ具体的な質問が多数寄せられました。
 参加した絆さくらの会 小黒 敬三 会長からは、「将来を見据えた弘前の剪定方法すべてが参考となった。受継ぐ世代を巻き込んだ剪定や管理方法で浪江に新たな地域コミュニティーや桜文化を築いていきたい」との言葉がありました。

 弘前大学では引き続き浪江町復興支援活動を継続していくとともに、様々な形で浪江町をサポートしてまいります。

桜の管理の説明を受けるメンバー

絆さくらの会メンバー等との集合写真

剪定技術の説明を受けるメンバー

浪江町の桜の状況に関する意見交換