福島県浪江町において放射線防護を学ぶ学生のための教育プログラムを実施しました。

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フィールドワークのための事前学習
4:質の高い教育をみんなに, 11:住み続けられるまちづくりを

 福島イノベーション・コースト構想推進機構が実施する「大学等の『復興知』を活用した人材育成基盤構築事業」に採択された「浪江町の復興をフォローアップする地域人材育成のための保健・環境・防災教育プログラム」の一環として、6月1日(土)から6月3日(月)までの3日間、福島県浪江町において放射線防護に関する研修を実施しました。本研修には本学保健学科4年生4名(飯島駿太郎、小島康太、小西美咲、鈴木和博)が参加し、床次眞司教授、大森康孝准教授が指導を行いました。本研修ではサーベイメータを用いた空間線量率およびガンマ線パルス波高分布の定点測定や、スぺクトロメータを車内に搭載し、GPSセンサと組み合わせて走行しながらガンマ線を連続的に測定する走行サーベイの方法を学びました。福島県を初めて訪問した学生も多く、フィールドワークも初めてだったため、とても貴重な経験をすることができました。
 また、震災遺構浪江町立請戸小学校を訪問し、当時の津波、地震による被害の大きさを実見し、とても大きな災害であったことを改めて認知することができました。
 今後は、研修で取得したデータを解析し、空間線量率のマップの作成に取り組みます。

フィールドワークのための事前学習

浪江町でのフィールドワーク

旧請戸小学校の見学

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