弘前大学は、福島イノベーション・コースト構想推進機構「大学等の『復興知』を活用した人材育成基盤構築事業」を浪江町で展開しています。
令和6年1月18日(木)に、令和5年度第2回浪江町分科会を浪江町役場にて開催しました。幹事校の本学からは、床次眞司研究所長が議長として会の進行役を務めました。
分科会では、浪江町 吉田町長、福島イノベーション・コースト構想推進機構 教育・人材育成部 鈴木部長のあいさつに続き、浪江町と連携する弘前大学、立命館大学、東京農業大学、東北大学の4大学が、今年度の活動内容について報告しました。
本学からは、赤田尚史教授が活動内容について報告したのち、吉田町長をはじめ、町役場の方々の意見交換が行われました。最後に福島イノベーション・コースト構想推進機構 教育・人材育成部 教育研究活動支援課 兼子課長から、次年度のスケジュールについての説明があり、分科会は盛況のうちに終了しました。
来年度も浪江町を教育実践のフィールドとした事業を展開していく予定です。
【採択大学:採択事業】
弘前大学 :浪江町の復興をフォローアップする地域人材育成のための保健・環境・防災教育プログラム
東北大学 :福島浜通り地域社会フィールド実証学際拠点の構築
立命館大学 :人文社会科学の復興知に基づく標葉地域の循環型共同教育の実践
東京農業大学:インターンシップ型農業・農村総合活性化戦略プロジェクト