2019年7月14日に青森県東通村主催の第6回リスクコミュニケーション講演会が開催され、放射線物理学部門の床次眞司教授が「放射線による人体への影響」に関する講演を行いました。当日は村民や村内事業者ら約70名が出席し、盛況な会となりました。
床次教授は、弘前大学における被ばく医療の取り組みや放射線等の基礎知識、放射線による人体への影響、福島第一原子力発電所事故への対応について実体験を交えながら講演し、参加された方々も積極的にメモを取るなど熱心に聞き入っていました。
青森県には様々な原子力施設が点在しています。今回訪問した東通村でも不測の事態に備えて積極的に取り組んでいる姿勢を垣間見ることができました。
当研究所も引き続き地域と連携を取りながら、放射線に関する正しい知識の普及等に努めてまいります。