イタリア・カターニア大学を訪問

イタリア・カターニア大学を訪問 新着情報

 放射線物理学部門の床次眞司教授は、柏倉幾郎副学長、杉原かおり国際連携本部長とともにイタリア南部のシチリア島にあるカターニア大学を2月17日及び18日に訪問しました。この訪問には、保健学研究科の細田正洋講師(放射線物理学部門兼任)と総務グループの鈴木亮主任も参加しました。本学は既にカターニア大学と連携協定を締結していますが、今回の訪問では放射線科学関連の研究者らとの共同研究の可能性、そして、将来的には部局間協定の締結に向けた打ち合わせを行いました。
 訪問中、カターニア大学医学部に設置されている放射線治療施設を見学しました。ここでは、全てイタリア製の装置が導入されており、診療だけでなく研究にも利用されていました。また、シチリア島には現在も活発に活動しているエトナ火山があります。そこで、カターニア大学ではエトナ火山活動とラドンによる被ばくに関する研究も行われているようです。我々も、鹿児島県の桜島火山とラドンとの関連についての研究を実施していることから、今後の共同研究の可能性について長時間にわたり議論をしました。これからメールを中心にお互いの施設設備、プロジェクト、学生の相互研修の可能性等について打ち合わせをしていくことになりました。



カターニア大学の放射線関連の研究者との集合写真


現在も活発に活動しているエトナ火山の様子



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