被ばく医療総合研究所は,設立以来放射線被ばく医療に関する基礎研究を推進しつつ,福島原発事故後は学術的情報発信のみならず市民への放射線(能)に関する基礎知識の啓蒙に努めてきました。
この度,放射線化学部門は,平成29年10月30日~31日に深浦町において,弘前大学エコサテライトキャンパス滞在型学習を行いました。この滞在型学習では,深浦町役場職員への研修会として山崎雄貴事務職員の進行のもと,放射線に関する基礎知識(田副博文助教)と福島原発事故から見る海洋環境への影響(山田正俊教授)に関する講演及び学生によるフレッシュな研究紹介(佐藤啓樹,松田毅)並びに深浦町内文化施設見学を行いました。
参加した学生から,「一般の方々に自らの行っている研究について発表することができ,貴重な経験となりました。また,親睦を深めることができ,とても興味深い話も教えていただけ楽しかったです。」との感想が寄せられています。