東欧ラドンシンポジウムに出席(放射線物理学部門)

東欧ラドンシンポジウムに出席(放射線物理学部門) 新着情報

 2017年5月15日から19日にかけて、ブルガリアの首都ソフィアにおいて東欧ラドンシンポジウムが開催されました。当研究所からは放射線物理学部門の床次眞司教授と、研究室所属で保健学研究科博士前期課程2年の山田椋平君が参加しました。大会長はソフィア大学のDobromir Pressyanov教授が務めました。参加者は東欧のみならず様々な国の研究者が出席しました。同教授は本学における実用型の校正システムについて講演を行い、世界でも数少ない多機能の設備として注目されました。今後は世界各国からの測定機器の校正に関する要請に応えられることが期待されます。また,山田君は,作業環境おける作業者の内部被ばく管理を目的としたモニタの開発について発表を行いました。スライドが変わるたびにフロアからの写真撮影が頻繁にあり、そのインパクトの大きさを実感しました。コーヒーブレークの合間にも各国の研究者や企業から共同研究の提案などがあり、大変有意義な会議となりました。今後も引き続き校正システムの整備を進め、モニタの完成に向けて研究を進めていく予定です。





ブルガリアで開催された東欧ラドンシンポジウムでの口頭発表風景
(上:床次教授、下:山田君)