タイ王国・チェンマイ大学医学部と現地調査を実施(放射線物理学部門)

タイ王国・チェンマイ大学医学部と現地調査を実施(放射線物理学部門) 新着情報

 2017年3月13日から17日にかけて放射線物理学部門の床次眞司教授は、チェンマイ大学医学部講師のNarongchai Autsavapromporn博士ならびに弘前大学大学院保健学研究科の細田正洋講師らとチェンマイ北部においてラドン及び自然環境放射線の予備調査を行いました。チェンマイでは女性の肺がんの罹患率が他地域と比べて多いことが近年分かり、その要因調査を開始するため床次教授とAutsavapromporn博士との共同研究が開始されました。ラドンは肺がんのリスク要因として国際的に広く知られております。チェンマイでは女性の喫煙率は非常に低いことから、肺がんの要因としてラドンに着目し、その予備調査を行いました。この予備調査の結果を基に、今後は詳細調査を展開していく予定です。

タイ王国・チェンマイ大学医学部と現地調査を実施(放射線物理学部門)
チェンマイにおける自然環境放射線の調査の様子(左)と家屋内におけるラドン調査の様子(右)



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