学術研究活動支援事業(大学等の「復興知」を活用した福島イノベーション・コースト構想促進事業)に採択

福島県浪江町支援活動

 被ばく医療総合研究所・医学部保健学科・大学院保健学研究科が共同で申請しました「浪江町をフィールドとした放射線研究・教育プログラム」が学術研究活動支援事業(大学等の「復興知」を活用した福島イノベーション・コースト構想促進事業)に採択されました。
 本事業は、弘前大学の学部横断組織である「福島県浪江町復興支援プロジェクトワーキンググループ」の委員が中心となり、浪江町役場内に設置されている弘前大学浪江町復興支援室とともに、浪江町内をフィールドとして看護学及び放射線技術科学を専攻する学部学生及び大学院生に対する新たな教育プログラムを立ち上げるものです。
 さらに、帰還後の住民や町職員の生活環境の改善・回復及び健康管理を目的とした調査研究を浪江町内において実施し、その結果を住民に還元することとしております。
 また、こども園職員自身が放射線リスクコミュニケーションを実践するための基礎資料開発や浪江町民のための放射線リカレント教育教材の開発と実践といった放射線リスクコミュニケーションツールの開発を行います。
 そして、浪江町に居住されている町民のうち、独居男性高齢者をターゲットに社会参加を促す取り組みも実施します。