アイルランド共和国・環境保護庁と連携協定を締結

アイルランド共和国・環境保護庁と連携協定を締結 新着情報

 令和元年6月13日に、放射線物理学部門の床次眞司教授は柏倉幾郎副学長と細田正洋講師(兼任)とともに、アイルランド共和国にある環境保護庁を訪れ、共同研究、若手研究者の育成に関する連携協定を締結しました。床次教授が、同庁放射線防護・環境モニタリング局の前身であるアイルランド放射線防護研究所時代に同研究所で環境中のラドンに関する基調講演を行ったことがきっかけとなり、関係者との交流が始まりました。さらに2015年4月から1年間、細田講師が同庁に客員研究員として滞在して以降、両機関の交流が加速し、共同研究の継続により国際共著論文を執筆してきました。また、放射線防護に関する様々な研究者が本学を毎年訪れ、講演や学生教育に貢献してきました。これらの活動を通じて、今回の連携協定の締結が結ばれることになりました。
 今回の滞在では、両機関の環境放射線モニタリングに関する研究プロジェクトや知見の共有も行いました。今後は、両機関の特徴を生かして環境中の放射性物質の分析法の開発など、新たな研究プロジェクトを立ち上げ、積極的に国際共同研究を行っていくことになりました。なお、連携協定の締結については環境保護庁のホームぺージにも掲載されております
https://twitter.com/EPARadiation)。



アイルランド共和国・環境保護庁での連携協定に関する調印式の様子