タイ・バンコクにあるチュラロンコーン大学において教育・研究活動を開始(放射線物理学部門)

タイ・バンコクにあるチュラロンコーン大学において教育・研究活動を開始(放射線物理学部門) 新着情報

 2018年7月26日から9月10日にかけて、放射線物理学部門の床次眞司教授がタイ王国バンコクに所在するチュラロンコーン大学工学部原子核工学科に客員教授として着任し、教育及び研究活動を行いました。このプログラムはチュラロンコーン大学が外国人研究者を客員教員として受け入れ、講義や共同研究を進めるために設置されたものです。床次教授は博士前期課程の大学院生に対して「Radiation Protection(放射線防護)」の講義を担当しました。この講義には天然放射性物質に対する測定技術、線量評価、リスク、規制等が含まれています。今回の滞在では6コマ分の講義を行いましたが、大学院生だけでなく学部学生も出席しました。11月下旬から予定している2回目の滞在でも、引き続き講義を担当することになっています。研究面では、放射線測定機器の品質保証・品質管理に関する研究を初めとする複数のプロジェクトを立ち上げました。さらに、同大学院生の一人が床次教授の指導の下、放射性微粒子の吸入摂取による内部被ばく線量評価の高度化に関する研究に参画することになりました。



講義の様子


受講者との記念撮影(床次教授の右に受入教員のProf. Supitcha Chanyotha)



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