第18回国際放射線科学コラボレーションセンターセミナーの開催

新着情報
セミナーの様子
4:質の高い教育をみんなに

 令和8年7月3日、被ばく医療総合研究所主催による「第18回国際放射線科学コラボレーションセンターセミナー」をハイブリッド形式にて開催しました。今回のセミナーでは、コロラド州立大学(Colorado State University)の准教授である 加藤 宝光氏を講師にお迎えし、「DNA Damage Responses from Low-Fluence Alpha Particles to Genotoxic Agents and DNA」をテーマにご講演いただきました。
 本講演では、低フルエンスα粒子によるDNA損傷応答や、さまざまな遺伝毒性物質によるDNA損傷メカニズムについて、最新の研究成果をご紹介いただきました。特に、米国コロラド州の高ラドン地域における住宅内ラドンの研究や、住宅の地盤から採取した岩石を用いた細胞へのα線影響評価についてご説明いただき、約555 Bq/m³のラドン濃度条件下では、細胞レベルで有意なDNA損傷や生物学的影響は認められなかったことなど、放射線リスク評価に関する興味深い知見をご紹介いただきました。
 当日は、対面28名、オンライン7名の計35名が参加し、講演後には活発な質疑応答と意見交換が行われました。
 本セミナーは、低線量放射線影響やラドン研究に関する最新の知見を学ぶとともに、コロラド州立大学との国際共同研究・学術交流をさらに深める大変有意義な機会となりました。

セミナーの様子

質疑応答の様子

PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com