第16回国際放射線科学コラボレーションセンターセミナーを開催しました。

新着情報
講義の様子
4:質の高い教育をみんなに

 2026年2月27日(金)、大学院保健学研究科生体応答科学研究センターとの共催により、「第16回国際放射線科学コラボレーションセンターセミナー」を開催しました。
 今回は、放射線生物学分野で国際的に高い評価を受けている、フランス・カーン・ノルマンディー大学の分子放射線生物学教授A氏を講師としてお迎えし、「酸化ストレスシグナル伝達およびNRF2経路が放射線抵抗性と健康影響に及ぼす役割」をテーマにご講演いただきました。
 講演では、酸化ストレスを介した放射線誘発DNA損傷に関する最新の研究動向について、特にNRF2シグナル伝達経路および特定の阻害剤が放射線応答に及ぼす影響に焦点を当て、包括的かつ時宜を得た解説がなされました。さらに、酸化ストレスシグナル伝達が放射線抵抗性や生物学的影響、さらには治療戦略の可能性に与える示唆についても議論が展開され、個人の放射線応答を理解するうえで、分子放射線生物学と健康影響研究を統合する重要性が強調されました。
 本セミナーは、幅広い参加を促すためハイブリッド形式で開催し、会場には30名、オンラインではインドネシア、米国、日本から研究者および学生を含む5名が参加しました。質疑応答も活発に行われ、国際的な研究交流の深化につながる有意義な機会となりました。
 国際放射線科学コラボレーションセンターでは、今後もセミナー等を通じて最新の知見を広く共有し、放射線科学分野における国際的な研究連携のさらなる推進に取り組んでまいります。

講義の様子

講義の様子

PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com