2017年11月27日から28日にかけて、放射線物理学部門の床次眞司教授と岩岡和輝助教がアフリカ・カメルーン共和国の首都ヤウンデで開催された自然放射線被ばくと健康影響に関する国際ワークショップに参加しました。このワークショップは本学大学院保健学研究科の副研究科長である中村敏也教授が獲得したJSPS二国間交流事業の国際ワークショップ開催にかかる外部資金と、先方の地質採鉱研究所との共同出資によるものでした。27日午前にはオープニングセレモニーが開かれ、マデレーヌ・チュエント同国科学技術革新大臣と在カメルーン日本大使館から岡村邦夫大使、本学副学長の柏倉幾郎教授が列席する格調高い開会式となりました。午後から一般講演に移り今回のワークショップの中心人物であるSaidou博士や日本側研究者からの報告が続き、活発な質疑応答がありました。短い滞在ではありましたが、充実した訪問となりました。
ワークショップ前日の夜、日本からの参加者全員が大使公邸で開催されたレセプションに参加しました。ここではこれまでの経緯や今後の予定などについて情報共有を図りながら今後の活動についても話が及び、大変有意義な時間を過ごすことができました。この場を借りて、岡村大使を初めとする大使館職員の皆様に深く御礼申し上げます。