ESRAH2025を開催しました

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ESRAH2025参加者の集合写真
3:すべての人に健康と福祉を, 4:質の高い教育をみんなに

 被ばく医療総合研究所は保健学研究科と共同で、9月13日から14日にかけて若手研究者のための「放射線と健康に関する教育シンポジウム(ESRAH2025)」を開催しました。本シンポジウムは2014年に第1回を実施して以来、コロナ禍にはオンライン形式も取り入れつつ、今年で12年目を迎えました。
 今回は、アイルランド、インドネシア、オーストラリア、カザフスタン、タイ、中国、ハンガリーを含む8カ国から72名が参加しました。6件の招待講演に加え、大学院生による30件のポスター発表が行われました。また、福島県立福島高等学校の教員・生徒5名も参加し、大学院生とともに海外研究者と活発に議論を交わしました。福島高校の生徒にはSpecial Award(特別賞)が授与され、優秀ポスター賞には保健学研究科博士前期課程・赤田研究室の福田ほのかさんが選ばれました。さらに、ESRAH設立に尽力された柏倉幾郎 学長特別補佐に功労賞が贈られました。
 ESRAHは大学院生の国際的な研究力向上を目的として始まり、企画・運営のすべてを大学院生が中心となって担っています。研究室に所属する学部生も加わり、世代を超えて一丸となって取り組んでいます。

ESRAH2025参加者の集合写真

基調講演の様子(アイルランド環境保護庁のケビン・ケラハー上席研究職員・被ばく医療総合研究所研究教授)

福島高校の生徒によるポスターセッションの様子

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