令和7年9月9日、広島大学原爆放射線医科学研究所ゲノム障害医学研究センターの笹谷めぐみ教授をお迎えし、「低線量・低線量率放射線発がん研究に関する知見について-ヒト疫学研究から得られた知見と動物モデルの活用-」と題した特別セミナーを開催しました。本セミナーは、環境省が推進する「ぐぐるプロジェクト」の一環である「ラジエーションカレッジセミナー」として実施されたものです。
講演では、低線量・低線量率放射線被ばくによる発がんリスクについて、その基礎から応用まで幅広い解説が行われました。さらに、笹谷教授が環境省の公募事業「放射線の健康影響に係る研究調査事業」で得られた知見をもとに、動物モデルを用いた最新の研究成果について紹介いただきました。
当日は教職員・学生あわせて29名が参加し、これまでの疫学研究や動物実験の成果を通じて、子ども期と大人期で発がんリスクが異なる理由について理解を深めました。
特別セミナーとしてぐぐるプロジェクトによるラジエーションカレッジセミナーを開催

3:すべての人に健康と福祉を, 4:質の高い教育をみんなに