5月21日(水)にイタリア・カターニャ大学関連病院専攻医海外研修(第Ⅰ期)報告会を開催しました。オンラインと対面によるハイブリッド形式で開催され、約50名が参加しました。
本研修は、大学間交流協定を締結しているカターニャ大学関連病院において、日本とイタリアの医療施策、教育体制、文化の違いを実感し、グローバルな視点から医療を捉えられる医師を養成することを目的に、医学部附属病院と被ばく医療連携推進機構により実施され、3月9日(日)から約2週間、脳神経外科、消化器外科、放射線診断科からそれぞれ1名の専攻医が各専門講座で現地研修を行いました。
報告会では、袴田医学部附属病院長の開会挨拶に始まり、研修に参加した3名の専攻医が各専門講座での研修内容の説明に加え、国の魅力や研修での思い出についても述べられ、多くの写真とともに現地での生活の様子も紹介されました。最後に、柏倉被ばく医療連携推進機構長から、本研修は新型コロナウイルス感染症のパンデミックを経て5年越しに実施できたプログラムであり、一歩を踏み出せたことをうれしく思うと共に、来年度はカターニャ大学からの受入れも検討しており、相互に長く続けていきたいとの発言がありました。また、今後の研修参加者に向けて、異文化に触れて視野を広げるためにも本プログラムを活用してほしいというメッセージが送られました。
今後も本研修を通じて、グローバルに活躍できる人材の育成に取り組んでいきます。
イタリア・カターニャ大学関連病院専攻医海外研修(第Ⅰ期)報告会を開催しました

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