計測技術・物理線量評価部門の床次眞司教授、大森康孝准教授、保健学研究科博士後期課程1年のRadhia Pradana(床次研究室所属)は、2024年10月28日から30日にマレーシアのサンウェイ大学で開催された第11回高レベル環境放射線地域に関する国際会議に出席しました。本国際会議は当研究所と関わりが深く、2018年には第9回の会議を当研究所が主催しました。本国際会議では、床次教授が「An experimental review of ICRP lung model for radon/thoron progeny inhalation」と題して招待講演を行い、放射性エアロゾルの吸入被ばくに関する課題を工学的な方法により検証した結果を説明しました。
また、一般講演では、大森准教授がカザフスタンの高ラドン地域における大地放射線レベルに関して、Radhia Pradanaはインドネシアの錫精錬工場における作業員の放射線被ばくに関して講演を行いました。本会議では、基調講演が2件、招待講演が9件、一般口頭講演が31件なされ、活発な議論が交わされました。
第11回高レベル環境放射線地域に関する国際会議における講演
3:すべての人に健康と福祉を, 4:質の高い教育をみんなに