コロラド州立大学(アメリカ)学生が研修を実施

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3:すべての人に健康と福祉を

 令和6年3月10日(日)から16日(土)にかけて、部局間協定締結先のコロラド州立大学環境・放射線保健科学科の大学院生4名が放射線分野に関する研修を実施しました。
 本研究所リスク解析・生物線量評価部門では、細胞遺伝学的線量評価法に関する技術研修(末梢血リンパ球細胞の単離およびその培養、染色体標本作成、ギムザ染色、核型および染色体異常解析)を行い、計測技術・物理線量評価部門では、水中ラドン濃度測定や大地放射線測定に関する研修を通して、実環境におけるラドン濃度や大地放射線レベルの変動要因を考察しました。
 また、青森県及び福島県内の原子力関連施設等の現地視察を行い、新しい情報や知見を習得しました。
 本研修を通して、自身の専門的知識を深めるとともに、放射線が細胞に与える影響について理解を深めるなど、新たな経験を積んだ研修の場となりました。

【実施した研修】
Biodosimetry training and Health Physics Training(被ばく医療総合研究所)

六ヶ所原燃PRセンター視察(青森県六ヶ所村)

東京電力廃炉資料館視察(福島県富岡町)

震災遺構・浪江町立請戸小学校及び浪江町視察(福島県浪江町)

東日本大震災・原子力災害伝承館視察(福島県双葉町)

 被ばく医療総合研究所は、コロラド州立大学環境・放射線保健科学科(アメリカ)と教育・研究における連携協力に関する部局間連携協定を締結しており、今後、さらなる相互の学生交流及び研究交流の促進が期待されます。

Biodosimetry training and Health Physics Training①

Biodosimetry training and Health Physics Training②

東日本大震災・原子力災害伝承館視察

震災遺構・浪江町立請戸小学校及び浪江町視察

 

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