環境省の放射線健康管理・健康不安対策事業(福島県外における放射線に係る健康影響等に関するリスクコミュニケーション事業)の一環として、日本エヌ・ユー・エス株式会社が受託している放射線に係る健康不安等に関する研修会で、被ばく医療総合研究所の赤田尚史教授と菊池和貴特任助教が「福島県浜通り地域の被ばく線量調査を基とするリスクコミュニケーションの展開」と題してオンラインで講義しました。
研修会に参加したのは、神戸常盤大学の保健科学部診療放射線学科の学生約90名で、本学保健学研究科の細田正洋教授が中心となり実施している環境省の同事業(放射線の健康影響に係る研究調査事業)における、「浜通り地域を対象とした帰還住民の天然および人工放射性核種からの被ばく線量調査」等を事例に挙げつつ、弘前大学が福島県で実施している研究調査やリスクコミュニケーション活動について紹介しました。
[オンライン講義の様子] | |