2023年9月23日から24日にかけて、弘前大学大学院保健学研究科と被ばく医療総合研究所の共催で「10th Educational Symposium on RADIATION AND HEALTH by young scientists(ESRAH 2023)」が開催されました。
本シンポジウムは、環境や人体への放射線影響、医療分野における放射線利用、緊急被ばく医療などに関する幅広い分野の情報交換や討論になる場を目指し、5件の基調講演のほかに、若手研究者による23件のポスタープレゼンテーションが行われました。
総勢68名に参加いただき、基調講演の質疑応答やポスターセッションでは活発な議論が行われました。基調講演では、各講演者から研究に係るモチベーション維持・向上に関するお話や、恥ずかしがらずに積極的に学び人と関わる大切さについても教えていただきました。また、閉会式ではJames McLaughlin先生(当研究所研究教授)がアインシュタインの格言を引用し、疑問を抱き続けることの大切さや積極的に学ぶ姿勢の大切さを教えてくださり、若手研究者を激励してくださいました。
また、このESRAH2023において、本研究所に大学院生として在籍するRadhia Pradanaさん(保健学研究科博士前期課程2年、指導教員:床次眞司 教授)が優秀ポスタープレゼンテーション賞を受賞しました。