国際シンポジウムNARE2023を開催

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 2023年9月19日(火)~22日(金)、弘前大学創立50周年記念会館で国際シンポジウム「International Symposium on Natural and Artificial Radiation Exposures and Radiological Protection Studies(NARE2023)」が開催されました。

 本シンポジウムは、放射線科学に関する研究の推進と人材育成で日本の中核を担う本学と公益財団法人環境科学技術研究所が共催し、自然由来放射性核種や原子力関連施設等から放出される人工放射性核種による被ばくの状況、並びに被ばくによる生物や環境への影響に関する研究や知見を共有するものです。

 開会式では福田眞作学長からの開会挨拶の後、共同大会長である床次眞司所長から開会宣言があり、「COVID-19の流行が続く中、見慣れた顔や新しい顔をたくさん見ることができうれしい。本日ここにお集まりいただいたことは、放射線防護の分野で共同研究を再開し、意見交換を促進する重要な機会。」と述べました。

 また、基調講演では、原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)議長のジン・チェン氏をお招きし、電離性放射線による医療被ばくと職業被ばくに関する最新の評価結果についてご講演いただきました。

 開催期間中には日本から105名、海外13カ国から56名、合計161名が参加し、7件の招待講演(1件の基調講演を含む)、32件の口頭講演及び97件のポスター発表等、放射線影響に関する活発な情報交換が行われました。

福田学長挨拶 床次所長による開会宣言
国連科学委員会議長による基調講演 聴講する参加者
ポスターセッションの様子 集合写真
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