9月8日(金)、弘前大学、株式会社アドフューテック、有限会社パルネット弘前、株式会社フォルテは、宮下宗一郎青森県知事を表敬訪問しました。本件では、県が行う産学官金連携の取組を通じ、国の補助金(戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業))を活用しながら開発した「可搬性の高い環境放射線測定機器による放射線量率及び放射能濃度のリアルタイム可視化システム」の成果報告を行いました。
完成報告にあたり床次所長から、世界初の外部被ばくと内部被ばくの両方を評価可能なポータブル測定機器と、放射線を可視化するシステム開発について説明を行いました。宮下知事は、実際にスマートグラスで可視化された放射線量率及び放射能濃度を確認したうえで、「青森県の研究と技術で県内の課題を解決するものができるというのは素晴らしいこと。製品化に向けて今後も活動を続けていただきたい。」と述べられました。