放射性微粒子製造方法に関する米国特許を取得しました

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 計測技術・物理線量評価部門の床次眞司教授が米国特許商標庁に出願していた「RADIOATIVE FINE PARTICLE MANUFACTURING SYSTEM AND METHOD(放射性微粒子製造システムおよび放射性微粒子製造方法)」について、この度正式に登録されました(米国特許番号: 11688525)。
 この技術は、関連法令の制約を受けることなく安全に放射性微粒子を製造するものです。この技術の活用により、原子力施設からの予期しない放射性微粒子の放出を監視するモニタ(ダストモニタ)の開発に役立ちます。さらには、福島第一原子力発電所の廃炉作業時に用いるダストモニタの校正や、性能評価などに広く利用されることが期待されています。
 なお、特許は日本及び欧州でも既に登録されております(関連記事2022/8/3掲載:放射性微粒子製造方法に関する国内特許を取得しました | 国立大学法人弘前大学 被ばく医療総合研究所 (hirosaki-u.ac.jp))。

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