Radon in the Environment 2023に参加しました

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主催グループとの記念写真(中央が主催者であるクリストフ・コザック教授)

 2023年5月22日から26日にかけてポーランド・クラクフのポーランド科学アカデミーで行われた第4回RADON IN THE ENVIRONMENT 2023に、当研究所の床次眞司教授(所長)、細田正洋教授(兼任)及び博士前期課程2年の木曽水稀さんが参加しました。学会には、ポーランド、オーストラリア、スロバキアなどの研究者達が出席し、ラドンに関するそれぞれの研究テーマの講演が行われました。
 我々は、当研究所のラドン・トロン較正場の最新情報と較正試験の詳細や、福島県浜通り地域における天然及び人工放射性物質の調査、エアロゾルの挙動とラドン子孫核種の内部被ばく線量についての発表をそれぞれ行いました。参加者が少人数であったこともあり、発表中に疑問があればその場ですぐに質問があり、回答するといった、これまで出席した大人数の国際会議と比べて、専門的な視点からより深い議論を交すことができました。また、先方は被ばく医療総合研究所との部局間協定締結に高い関心を示し、大学院生の受入にも積極的に対応したいとのことでした。
 また、今回は地表面からのラドン散逸率の比較試験のフィールドワークが行われ、様々な意見交換がされました。

口頭発表の様子

フィールドワークの様子

主催グループとの記念写真(中央が主催者であるクリストフ・コザック教授)

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