国際会議ICRM2023参加と超高強度レーザー研究所(ELI-NP)訪問

新着情報
口頭発表の様子

 2023年3月27日から29日の3日間、ルーマニア・ブカレストで開催された23rd International Conference on Radionuclide Metrology and its Applications(ICRM2023)に計測技術・物理線量評価部門の大森康孝准教授と大学院保健学研究科大学院生の橋本啓来さん(M2;床次眞司研究室)が現地参加しました。
 橋本さんは「Alpha- and Beta-Particle Spectrometry (ABS)」のセッションにおいて、「False Alarm Reduction in Measurement of Artificial Radionuclide Using a Radioactive Aerosol Monitor」というタイトルで口頭発表を行いました。講演後には様々な国の研究者から質問があり、講演に対する関心の高さがうかがえました。対面での国際会議への参加は初めてでしたが、当研究所で定期的に開催される国際セミナーや、日常的な留学生とのコミュニケーションにより、英語に臆することなく議論を行うことができました。
 また、学会期間中、ブカレスト郊外にある超高強度レーザー研究所(ELI-NP)の見学に参加しました。世界トップクラスのレーザー光の出力を有する研究施設内を見学することができ貴重な経験となりました。
 本会議は、International Committee for Radionuclide Metrologyが主催し、測定の「不確かさ」を厳密に評価する非常に専門性の高い会議でした。当研究所では測定機器や測定方法の開発を行なっています。本国際会議に参加することにより、研究を発展させるための情報を収集することができました。
 本会議の参加にあたり、弘前大学大学院保健学研究科グローバル人材育成推進部門から助成を受けました。記して感謝申し上げます。

口頭発表の様子

口頭発表を行った橋本啓来さん(床次研究室)

ポスターセッションの様子

タイトルとURLをコピーしました