国立研究開発法人日本原子力研究開発機構廃炉環境国際共同研究センターを訪問しました

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外部被ばく線量評価システムのデモ

 原子力規制庁原子力規制人材育成事業の一環として、3月20日(水)に当研究所の床次眞司教授(所長)、細田正洋教授(国際連携・共同研究推進部門兼任)、大森康孝准教授、保健学科学生3名(阿部裕稀、菊池隼人、田岡愛弥)が国立研究開発法人日本原子力研究開発機構廃炉環境国際共同研究センター(福島県南相馬市)を訪問し、同機構が実施する環境放射線モニタリングに関する話をうかがいました。同センターでは水域動態研究、放射線イメージング検出器やトリチウムモニタの開発、モニタリングデータを用いた被ばく線量評価に関する研究が行われており、これまでの成果や最新の知見に関する説明がありました。福島第一原子力発電所で発生する処理水の海洋放出に備えるために開発されたトリチウムモニタがどのような仕組みで運用されるかなど、実機を見学しながら説明を受けることで学生たちはより理解を深めました。また、同センターで行っている航空機モニタリングに関する研究は政府が行う大規模な環境放射線モニタリングの基盤となっています。そのような技術に触れることで、学生たちにとって大学では得ることのできない貴重な学びとなりました。

質疑応答の様子

外部被ばく線量評価システムのデモ

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