イタリア・カターニア大学を訪問

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カターニア大学の放射線科学関連の研究者らと

 被ばく医療連携推進機構長 柏倉幾郎学長特別補佐、被ばく医療総合研究所 床次眞司所長、附属病院高度救命救急センター 花田裕之センター長(同研究所被ばく医療学部門兼任教員)等は、イタリア南部のシチリア島にあるカターニア大学を2月28日~3月2日に訪問しました。
 今回の訪問では、これまで打合せを続けてきた共同研究を具体化するため、各研究者からより詳細な研究提案の発表が行われ、今後の研究の進め方やその方法等について打合せを行いました。
 また、高度救命救急センター長の花田教授から研修医等の交流について提案したところ、カターニア大学での研修医等の受入について今後検討していくこととなりました。
 さらに、研究対象となるエトナ火山でフィールド調査を行いました。温暖な気候にあるシチリア島にあってもこの時期のエトナ山には雪が残り、標高2千メートル付近での調査は過酷なものとなりました。また、調査にはカターニア大学の火山学者も同行し、エトナ山の特徴や他の火山(「ポンペイ」で有名なヴェスヴィオ山)との違い、最近の活動状況、火山灰の飛散状況等の説明を受けるなど、今後の共同研究に資する調査となりました。
(同行教職員:被ばく医療総合研究所 赤田教授 田副准教授 Anderson特任助教、保健学研究科 細田教授(同研究所国際連携・共同研究推進部門兼任教員)、被ばく医療総合研究所総務グループ 鈴木係長)

カターニア大学の放射線科学関連の研究者らと

エトナ山での調査

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