福島県富岡町において環境放射線計測に関する研修を実施しました

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土壌の採取

 原子力規制庁原子力規制人材育成事業の一環として、2月8日(水)から10日(金)までの3日間、福島県富岡町において環境放射線計測に関する研修を実施しました。本研修には本学保健学科3年生3名(相澤沙南・北山結彩・酒井優菜)が参加し、細田正洋教授と大森康孝准教授が指導をおこないました。本研修では、大気浮遊塵や土壌の採取、空間線量率の評価に必要なガンマ線スペクトル測定に関する演習を行ないました。参加学生は初めてフィールドワークを経験しましたが、サンプリングや測定方法を確認することができました。また、福島第一原子力発電所事故以降、富岡町における放射線測定やリスクコミュニケーションの中核を担う同町食品検査所を見学しました。最前線に立つ職員の方々から活動に関するお話をうかがい、大学では得ることができない貴重な学びの機会となりました。
 本研究の実施にあたり、富岡町役場の職員や地域住民の皆さまより多大なご協力をいただきました。記して感謝申し上げます。

土壌の採取

大気浮遊塵の採取

ガンマ線スペクトル測定

富岡町食品検査所の見学

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