請戸小学校、廃炉資料館、東京電力施設の見学

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各号機建屋外観の見学

 2023年1月23日、原子力規制庁原子力規制人材育成事業の一環として、震災遺構・浪江町立請戸小学校、東京電力廃炉資料館及び福島第一原子力発電所構内の見学を行いました。本学からは放射化学・生体影響評価部門の赤田尚史教授、山田椋平助教、被ばく医療学部門の菊池和貴特任助教、大学院生3名(織田侑樹、木曽水稀、三瓶葵)が参加しました。
 請戸小学校では、ほぼ当時のまま残された校内から震災の被害について慮るとともに、大平山への避難状況を説明する展示パネルから児童・教職員の不安感、緊迫感を感じることができました。
 廃炉資料館では、原子力発電所事故の発生の様子、対応について映像で振り返る事に加え、各号機原子炉内部から見た事故の経過、燃料取り出し・燃料デブリ取り出し作業の状況、安全への取り組み等を映像・パネルなどで学びました。
 原子力発電所構内では処理水を用いた海洋生物の飼育試験の様子や、各号機建屋外観の見学を行い、現状や廃炉への進捗状況について説明が行われました。
 見学は普段福島県民に向けて行っているとのことでしたが、当時の状況から未来へ向けた作業まで一連の見学をすることができ大変貴重な経験となりました。

飼育試験の見学

各号機建屋外観の見学

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