被ばく医療連携推進機構長の柏倉幾郎学長特別補佐は、杉原かおり国際連携本部長とともにイタリア南部のシチリア島にあるカターニア大学を11月23日に、イタリア北部のヴェネチアにあるヴェネチア カ・フォスカリ大学を11月25日に訪問しました。この訪問には、被ばく医療総合研究所総務グループの鈴木係長と国際連携本部の太田係員も参加しました。
　本学とカターニア大学は2018年3月に連携協定を締結しており、翌2019年2月には柏倉機構長と杉原本部長が被ばく医療総合研究所床次所長等と同大学を訪問し、共同研究の可能性や教職員・学生交流の可能性について打合せを行っております。
　また、2019年度には本学主催のセミナーに同大学の教員を招聘し、教員及び学生への教育活動をとおして交流を継続してきました。また、新型コロナウイルス感染症禍においても、Ｗｅｂ会議システムを活用した本学主催のセミナー（2021年11月開催）でも同大学の教員が講演するなど交流を深めてきました。
　この度、再度カターニア大学を訪問し、放射線科学関連の研究者らと共同研究や教職員・学生交流の具体的な内容について打合せを実施し、今後、これらの事業を具体化することについて合意し、連携事業の活性化を目指す予定です。

カターニア大学の放射線科学関連の研究者らと

カターニア大学での協定に関する打合せ

フォスカリ大学の担当者と打合せ