筑波大学アイソトープ環境動態研究センターと弘前大学被ばく医療総合研究所では,本年度より「放射性物質環境動態・環境および生物への影響に関する学際共同研究」を開始しました。弘前大学被ばく医療総合研究所では,難分析放射性核種の新規分析法および環境放射線・環境放射能の新規計測法の開発とそれらの分析・計測技術に基づく放射性核種をトレーサーとした環境動態研究ならびに野生生物等を指標とした放射性核種による環境負荷のモニタリング手法の開発およびその応用に関する研究,特に放射性核種の移行,染色体異常を用いた線量評価など,被ばく医療に資する基礎的研究について公募しました。
弘前大学分の採択課題を以下のURLに掲載しました。
http://www.ied.tsukuba.ac.jp/ipe/doc/collaborators/h28_saitaku_hirosaki.pdf
なお,6月10日(金)に筑波大学アイソトープ環境動態研究センター環境動態予測部門において,キックオフシンポジウムを開催いたします。
(http://www.ied.tsukuba.ac.jp/ipe/news/20160526.html)