計測技術・物理線量評価部門の床次眞司教授らは、日本原子力研究開発機構(JAEA)福島研究開発部門・廃炉環境国際共同研究センター(CLADS)と共同で、福島第一原子力発電所廃炉における燃料デブリ取り出し作業時に、アルファ線を放出する放射性微粒子の濃度をリアルタイムで測定する装置を開発しました。本部門は、2021年9月に欧州で特許登録された「放射性エアロゾル製造システム」を用いて当該装置の性能実証試験を実施しました。
(欧州特許登録番号:3608920 登録日:2021年9月29日)
本成果は学術誌「Nuclear Instruments and Methods in Physics Research Section A」の2022年5月号(Vol.1030)に掲載されました。
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