Frontiers in Public Healthに論文が掲載されました

計測物理・物理線量評価部門では、Frontiers in Public Health (IF=3.709)に、「The First Attempt to Reevaluate Radon and Thoron Exposure in Gansu Province Study Using Radon-Thoron Discriminative Measurement Technique」の論文が掲載されました。
この研究は、自然放射線被ばくで線量寄与が最も大きいラドンの吸入摂取による内部被ばくに着目して、従来のラドンと肺がんの疫学研究成果を支える線量データを、ラドンの同位体であるトロンの被ばくまで考慮して肺がんリスクを再評価した初めての取り組みです。
保健学研究科看護学領域の工藤ひろみ助教が筆頭著者となり、広島大学、鹿児島大学、中国輻射防護研究所との共同研究として、床次眞司教授が責任著者として取りまとめました。
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