2024年度保健物理学会において学生研究優秀賞を受賞しました

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受賞後の記念写真 床次眞司教授(所長) (左)、桑田遥さん(右)
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 2025年6月13日(金)に日本保健物理学会2025年度シンポジウムが東京大学本郷キャンパスの山上会館で開催されました。今回の学会では、2024年度保健物理学会においての大学院保健学研究科博士後期課程3年の桑田遥さん(日本学術振興会特別研究員DC2)が学生研究優秀賞を受賞され、学会賞授与式も併せて行われました。

 桑田さんは、放射線防護の専門誌である「Radiation Protection Dosimetry」に筆頭著者として「Evaluation of combustion system for organically bound tritium analysis using dried fish samples」と題して論文を発表されました。論文では難分析核種の一つである有機物の炭素骨格に結合したトリチウムである有機結合型トリチウム(OBT)分析に使用されている燃焼装置の簡素化についてまとめられております。
 この研究は国際的にも注目されているALPS処理水の海洋放出によるトリチウム環境影響評価に資するもので、桑田さんの今後の活躍が期待されます。

授賞式の様子 桑田遥さん(左)、杉浦会長(右)

受賞後の記念写真 床次眞司教授(所長) (左)、桑田遥さん(右)

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