令和3年度健康づくり支援活動(第1回)

福島県浪江町支援活動

 令和3年12月8日(水)浪江町の権現堂集会所において「中高年に多い糖尿病、飲み込み障害の予防運動」の2つをテーマに、保健学研究科の髙見彰淑准教授、牧野美里助教、横田純一助教が健康づくり支援をおこないました。
 第1部の糖尿病予防では、それ自体の症状より怖い合併症があり、「しめじとえのき」と覚えるようにお話しました。「しめじ」はし→神経症、め→眼または網膜症、じ→腎臓病です。「えのき」は、え→壊疽、の→脳卒中、き→虚血疾患(心臓病など)という意味です。講義のあとは、椅子を使った運動方法を実演していただきました。第2部の飲み込み障害では、正しい姿勢と食べる前の心がけや深呼吸でだいぶ防げるというお話をし、くびや顔面・舌の運動と呼吸方法による予防体操を実践しました。当日は、悪天候にもかかわらず町民の方々がご参加され学んでいただきました。
 第2回は、来年3月に「認知症予防」をテーマに物づくりの活動を実施する予定です。

食事や運動による糖尿病予防法を学ぶ様子 飲み込み障害の予防法を学ぶ様子
椅子を用いた安全な運動指導の様子① 椅子を用いた安全な運動指導の様子②
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