9月16日(木)「第2回サロンなみっぷる」を浪江町の権現堂集会所で開催しました。大学院保健学研究科 放射線技術科学領域 工藤幸清教授と細川翔太助教が、福島県内のキノコに関する情報(放射性物質濃度の推移(町内、福島県内外)、摂取・出荷制限状況、濃度と内部被ばく線量、食べ方の工夫)について、オンラインで話題提供を行いました。
次に、担当の清水真由美特任助教と菊池和貴特任助教の進行により、キノコの炊き込みご飯を例に、一度に食べるキノコの量による内部被ばく線量についてワークシートを使用した計算演習を行いました。演習後には、自身で採取したキノコの放射性物質濃度、内部被ばくによる健康への影響、役場の食品検査の結果表の捉え方等について参加者同士で意見が交わされました。
後日、食品の放射性濃度について町民が学ぶサロンの様子が、福島民報に掲載されました。